XXDBM関数

導入

これらの関数により、レコードを dbm 形式 のデータベースに格納 できるようになります。この形式のデータベース(組み込みのフラット ファイル・ライブラリと同様に、Berkeley DB, GDBM、その他のシステム・ライブラリにより サポートされています)は、(リレーショナル・データベースによりサポー トされる事細かなレコード形式ではなく、)キーと値の組み合わせを格納 します。

注意 しかし、dbmサポートは古くなっており、 (dbm形式の)データベース抽象化レイヤ関数 を代わりに使用することが推奨されています。

要件

この関数を使用するには、使用するデータベースのサポートを指定して PHPをコンパイルする必要があります。サポートされるデータベースの リストを参照して下さい。

インストール手順

以下の関数を使用するには、--with-dbオプションを指定してdbmサポートを 有効にしてPHPをコンパイルする必要があります。 さらに、使用するデータベースのサポー トを確認する必要があります。また、いくつかのシステムライブラ リを使用することが可能です。

実行用の設定

この拡張モジュールは設定ディレクティブを全く 定義しません。

リソース型

関数dbmopen()は、データベースIDを返します。こ のIDは、他のdbm関数で使用されます。

定義済みの定数

この拡張モジュールは定数を全く定義しませ ん。

例 1DBMの例

$dbm = dbmopen ("lastseen", "w");
if (dbmexists ($dbm, $userid)) {
  $last_seen = dbmfetch ($dbm, $userid);
} else {
  dbminsert ($dbm, $userid, time());
}
do_stuff();
dbmreplace ($dbm, $userid, time());
dbmclose ($dbm);

目次
dblist -- 使用されているDBM互換ライブラリの一覧を返す
dbmclose -- dbm データベースを閉じます
dbmdelete -- dbm データベースから値を削除します
dbmexists -- dbm データベースにキー検索を行います
dbmfetch --  dbm データベースからキーの値を取り出します
dbmfirstkey -- dbm データベースから最初のキーを取り出します
dbminsert -- dbm データベースへの値の挿入
dbmnextkey -- dbm データベースから次のキーを取り出します
dbmopen -- DBMデータベースをオープンします
dbmreplace -- dbm データベース中の値を置き換えます