charlistパラメータに羅列された文字の前にバッ クスラッシュを付けた文字列を返します。この関数は、 \n, \r 等をC言語と同様の手法 によりエスケープします。アスキーコードが32未満または126より大きい文 字は、8進表現に変換されます。
エスケープ文字を0, a, b, f, n, r, t , vとする場合には注意して下さい。 これらは、\0, \a, \b, \f, \n, \r, \t , \v に変換されます。PHPでは、 \0 (NULL), \r (復改文字), \n (改行文字) , \t (タブ)が定義済みのエ スケープシーケンスですが、C言語では、これら全てが定義済みのエスケー プシーケンスです。
"\0..\37" のようにcharlistに範囲を指定可能で す。この場合、アスキーコードが 0 から 31 の範囲の文字は全てエスケー プされます。
charlist引数の文字の列びを定義する際には、範囲の最初と最後で指定す る文字集合に含まれる文字の種類を把握するようにして下さい。
echo addcslashes('foo[]', 'A..z'); // 全ての大文字と小文字はエスケープされます。 // ... しかし、[\]^_` とタブ、改行、復改文字等もエスケープされてしまいます。 |
stripcslashes(), stripslashes(), htmlspecialchars(), quotemeta() も参照下さい。